お花屋さんのブログ　　　　　　　　　　　　

Ms Flower Partner


相変わらず・・・久しぶりの投稿です<(_ _)>

秋ですね。

ときおり「お！秋の空気に触れた！！」と思うような瞬間があり
半袖から長袖の準備に追われています。

道端には彼岸花が咲きだしています。

わたしは四季の中で秋がとても好きです。

山がさまざまな色に彩られ変化していく様や
スカートにブーツ（今日～いち早く履いてみました(*^_^*)）というファッションや
食べることや眺めることや読むことや見ることがとても心地よく感られて
少し肌寒くなるこれからの時期にわくわくするタイプです。
（夏生まれだけど夏が終わるとホッとします(^_^メ)）

夏は生花が瞬きする間というと大げさですがあっという間にダメになってしまうので
これからの時期はほんとに花屋としても嬉しい限りです。

枯れてしまうことが悪いとか嫌だとかそういうことではないです。
むしろそこがいいと常々思います。

スタイリングやデコレーションの仕事は花の仕事の中でも最も刹那的な作業なので
その短命さに魅了されているのかも知れません。

どこかでお花の一日は人間の１０歳分と同じだと読んだことがあります。
つぼみが１０代で～
咲き誇っている状態が３０代４０代で～
朽ち果てて行くのが９０代だとか。

ほんとか嘘かは別にしてそんな風に見ると人生を見るようですね。

オーダーに合わせて枯れないお花（ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど）
使うことがあるのでそれはそれで色遊びや素材遊びに夢中になることもあります。

アーティフィシャルフラワー（造花ですね）などもオーダーでよく使います。

生花にない美しさがあることはあるのですが～
結局のところ生花の一輪一輪が持つ個性には負けています。

生花は人と同じでどれも個性があります。
同じ花（棘のつき方、枝ぶり、葉の茂りなど）はひとつとありません。

残念ながらアーティフィシャルフラワーは同じ種類を手にした時どれもこれもクローンで
これでもか！！というほど出来がよくて美し過ぎて少し寂しいです。

どんなに染め上げて塗りつけてもそこにある個性は生花の持つ個性には勝てません。

また生花には季節を告げてくれる役目もあるので忙しい毎日を過ごしている人は
食べ物から季節を感じる以外に植物から季節を感じるとより心がパワーＵＰする気がします。

今日のイラストのワレモコウ。
秋を感じさせてくれる花です。


少しゆっくり外を散歩してみるのもいいかも知れません。



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